赤ちゃんが生まれて100日ほどすると、お食い初めと行事を行いますよね。
しかし、そんなお食い初めは地域によってやり方が違います。
やり方のみならず料理や使うものが違う場合もあります。
それならば、沖縄ではどのようなお食い初めをするのでしょうか。
ここでは沖縄のお食い初めのやり方とメニューについてお話しします。
沖縄ではお食い初めが一般的ではない
実は、沖縄というのはお食い初めのみならず、お宮参りなど多くの人にとっては一般的な行事もまだ一般的ではない場合があります。
これも人によりますが、場所によってはお食い初めはもちろん、お宮参りや七五三もやらない地域があります。
百日祝ということで100日目を重視する事はあったとしても、今度のようにお食い初めという形ではお祝いしないということもありますし、仮にお宮参りという言葉を聞いたことがあったとしても、それがいつ行われるものなのかということがわからないという人も少なくはありません。
そのため、お食い初めは沖縄ではまだ一般的では無いのです。
ですから、お食い初めのやり方もわからないという人は珍しくありません。
沖縄でのお食い初めのメニューについて
そんな沖縄でお食い初めをお祝いしようとすると、メニューで1つ困ることがあると言われています。
それは、沖縄では尾頭付きの鯛がなかなか手に入らないのです。
特に石垣島のほうに行くと尾頭付きの鯛の入手はまず不可能と言われ、代わりに別の魚を用いることもあります。
ただし、最近はインターネットが普及したことによりオンラインで尾頭付きの鯛を購入することも可能です。
尾頭付きの鯛のみならず、お食い初めのお祝い御膳そのものをオンラインで購入することもできますよね。
ですから、今は沖縄であっても、一般的なメニューでお食い初めをすることが可能です。
百日祝で写真を撮ることがある
沖縄にはお食い初めという概念はありませんが、その代わりに百日祝というものが存在する場合もあります。
確かに生まれてから100日後に行うものではありますが、お食い初めのように赤ちゃんが一生食べ物に困らないように願うわけではありませんし、赤ちゃんの長寿を祈るわけでもありません。
ただ、赤ちゃんが生まれて100日経ったことをお祝いするのです。特に昔は栄養状態が悪く、100日経つ前に命を落としてしまう赤ちゃんもたくさんいました。
だからこそ、赤ちゃんが生まれて100日経ったことをお祝いするのです。
まとめ
いかがでしょうか。
お食い初めという概念がないからこそ、沖縄ではお祝いの仕方が違う場合もあります。
また、尾頭付きの鯛が手に入りにくいということから、そのメニューも臨機応変に行う場合もあります。
大切なのは気持ちですから、赤ちゃんの成長をしっかりとお祝いしてあげたいですね。