かわいい赤ちゃんが生まれ、100日ほどしたらお食い初めという行事を行います。
レストランやホテル、旅館で行うのであれば予約をしておけば良いですが、もしも自宅でお食い初めを行う場合、必要なものをしっかりと備えておかなければいけません。
ここでは、お食い初めに必要なものとは何かということについてお話しします。
お食い初めのお祝い御膳
お食い初めでは、本当に赤ちゃんに食べさせるわけではありませんが、赤ちゃんに食べさせる真似をします。
そこで使われる食事はメニューが決まっているため、しっかりと用意しなければいけません。
食事に必要なものには、赤飯やはまぐりのお吸い物、尾頭付きの鯛、煮物、漬物があります。
特に尾頭付きの鯛はいきなりスーパーに行って購入できるようなものではありませんから、事前に予約をしておくなり、インターネットで購入するなりしておかなければいけません。
煮物には飾り切りを使う場合もありますから、必要に応じて練習するという人もいます。
漬物等は事前に作っておいても良いですね。
歯固め石
お食い初めで必要なものの中には歯固め石というものがあります。
お食い初めで赤ちゃんに食べさせる真似をした後、歯固めの儀式を行うのです。
祝い箸の先端を歯固め石に触れ、今度はその祝い箸を赤ちゃんの歯茎に当て、丈夫な歯が生えますようにと願います。
人によっては赤ちゃんに歯固め石を噛ませたり、直接歯茎に触れさせたりという人もいますが、衛生的な問題もありますし、誤って飲み込んでしまったら大変ですからそこまでやる必要はありません。
歯固め石はお宮参りをする神社で授かる場合もありますし、境内から拝借する場合もあります。
近くの河原からとってきても構いませんし、インターネットなどで購入しても問題ありません。
赤ちゃんの洋服
もしも和装で行う場合、赤ちゃんは着物着ることが多いです。
ですから、必要なものとして赤ちゃんの着物もしっかりと準備しておきましょう。
しかし、お食い初めをする100日後というのはまだまだ3ヶ月ちょっとですし、赤ちゃんは首も座っていないことが多いです。
ですから、着物を着せて食べさせる真似をし、歯固めの儀式をして、などとしていると赤ちゃんが疲れてしまい、不機嫌になってしまうことも考えられます。
最近では洋装として、スーツやドレスのデザインが描かれたロンパースなどもありますから、そのようなものを用意しても良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか。
必要なものはいろいろありますが、地域によっても違ってきますから、違う地域でお食い初めをするのであれば、事前に確認しておきましょう。
特に歯固め石は地域によっては食材が使われることもあるので注意が必要です。