赤ちゃんが生まれたらお宮参りや初節句、お食い初めなど様々な行事がありますよね。
それも前々から計画しているものです。しかし、そんな時に不幸が被ってしまったら一体どうすれば良いのでしょうか。
ここでは、お食い初めと49日が被ってしまった場合の対応策についてお話しします。
その家の考え方による
結論からいうと、お食い初めと49日が被った場合はその家の考え方に従った方が良いです。
例えば、赤ちゃんにとってのお父さん方の49日であるならば、そちらの実家の考え方が最優先です。
亡くなった人が天寿を全うしたと考えられる場合、お祝い事はお祝い事だからということで、差し支えない場合もあるのです。
しかし、もしも若い頃になくなったり、不慮の事故などでなくなった場合は控えた方が良いかもしれません。
また、赤ちゃんから見て誰がなくなったのかということにもよります。
例えば、赤ちゃんの両親が亡くなったのであればお食い初めどころではありませんが、同居しているわけではない親戚ならばお食い初めを優先して良いのではないのかという考え方もあるのです。
お食い初めの規模を小さくする
とは言っても、やはりお食い初めと49日が被ったら盛大にお食い初めをお祝いするわけにはいかないと考える人もいるかもしれません。
確かに、49日が過ぎていれば問題ないと思っても、まだ49日の間であればお祝い事は気が引けてしまうという人もいるかもしれませんね。
そのような場合は、お食い初め自体の規模を小さくしても良いでしょう。
例えば、ホテルや旅館などでお食い初めを考えており、親戚を呼ぶつもりであったのであれば、自分たちだけでお食い初めを行い、写真だけ取ったり、写真撮影だけしておいて49日が終わってからお食い初めの行事を行うという考え方もあります。
いっそ延期する
49日に遠慮してお食い初めができないという考え方もありますが、場合によっては赤ちゃんの行事であるお食い初めに49日の影響が及んでしまうこと自体を嫌がる考え方もあります。
赤ちゃんと49日は関係ありませんから、せっかくの赤ちゃんの行事なんだからしっかりやりたい、49日に影響されたくない、という考え方も理解できますよね。
そのような場合は、いっそお食い初めを延期しても良いかもしれません。
確かに「なんで延期しなきゃいけないの」と思うかもしれませんが、延期した方が49日に遠慮することなく、きちんとお祝いすることができる場合もあるからです。
まとめ
いかがでしょうか。
お食い初めの49日が被っても、どうしなければいけないという決まりはありません。
これはあくまでも家族で話し合って決める問題です。
喪に伏すことも大事ですし、赤ちゃんの成長をお祝いすることも大切ですよね。