待望の赤ちゃんが生まれると、その成長はとても嬉しいものですよね。
そんな赤ちゃんが生まれてから100日経つと、お食い初めという行事があります。
赤ちゃんが一生食べ物に困らないように、ということを願って行うものですが、お祝い事だからこそ、しっかりと飾ってあげたいものです。
いろいろな工夫をして、上品な雰囲気を醸し出したいものですね。
それならば、お食い初めをする時、飾り方はどうすればよいのでしょうか。
ここでは、料理の飾り方についてお話しします。
祝い鯛の飾り方
祝い鯛はお食い初めの中でも重要な食べ物の1つです。
めでたいというごろ合わせが良く、また、外側が赤色、身は白という紅白の色合いから、お祝い事には欠かせない魚ですよね。
この鯛をお食い初めで出す場合、敷き紙の上に乗せます。
特に紅白の紙を使うと縁起が良くなります。
千代紙を利用すると簡単にできますし、あるいは角をずらして2つ折りにした天ぷら敷き紙を用いても良いでしょう。
敷き紙は、ウラ面を上にして左下を右上に居るということが大切です。
また、弔事と慶事では折る方向が違いますから、注意が必要です。
祝い鯛に用いる敷き葉
お食い初めの料理には、緑色のものを加えるとさらに彩りを良くすることができます。
昔から、料理に敷き葉などをしてきましたよね。
上力で寿命が長く、長寿の象徴と考えられている松の葉や裏白、殺菌する効果がある笹、難を転じるという縁起ものである南天、長寿を祝い、邪気を払ってくれると言われている菊、お正月の縁起ものである千両や万両などがあります。
季節ごとでいうと、春は椿や山茶花、山桜がオススメですし、夏は菖蒲、ほおずきが好まれます。
秋は紅葉や萩、ススキが人気ですし、冬はイチョウ柊、柳、松の葉が良いでしょう。
飾り紐や小物等の飾り方
もしも家庭にご祝儀袋等があれば、その水引を料理に飾るとよりいっそうきれいに見せることができます。
また、千代紙で折り鶴を作ったり、和風の小さい小物をアレンジしても良いですね。
お食い初めで使われる鯛に添えるだけで、上品な雰囲気を出すことができ、お祝いの感じを演出することができます。
まとめ
いかがでしょうか。
飾り方は様々ですが、ぜひ心を込めてお祝いの感じを演出し、赤ちゃんの成長をお祝いしてあげたいものです。
また、このような飾りが全て一緒になったお食い初めセットなどもインターネットで購入することができますから、もしも自宅で準備するのは大変だというのであれば、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。