お食い初めというと、赤ちゃんが生まれてから100日後に行うものだと思っている人もいるのではないでしょうか。
百日祝とも言われますよね。
また、百日の首すえと呼ばれることもあり、赤ちゃんの首が座ったらそろそろお食い初めをするという考え方もあります。
しかし、お食い初めというのは地域に110日目に行う場合もあるのです。
ここでは、110日や120日目に行うお食い初めについてお話しします。
110日目、120日目のお食い初め
お食い初めというのは一般的には赤ちゃんが生まれて100日後に行いますが、地域によっては110日や120日に行うという場合もあります。
例えば京都では120日後に行います。これは食い延ばしと言われ、お食い初めの儀式をあえて延期することにより、長生きできるという説によるのです。
また、120日以降に行うという考え方もありますから、お食い初めは100日だとこだわる必要はありません。
100日と120日の間をとって110日ごろに行えば良いという考え方もあるのです。100日後ぴったりに行わなければいけないというわけではありません。
親戚が集まれる日などが良い
赤ちゃんが生まれると、お宮参りや初節句、お食い初めなどいろいろな行事がありますよね。
どれも赤ちゃんの成長を記念する大切なものですから、盛大にお祝いしたいと思うでしょう。
しかし、例えば親戚が遠方に住んでいる場合など、毎回親戚を呼ぶとなればそれは皆の負担になる可能性があります。
呼ばれる側も毎回ご祝儀を用意したりなど、大変ですよね。
ですから、お食い初めをする場合は親戚の都合などを考慮し、例えば週末にしたりなど工夫が必要です。
また、お祝い事は大安に行いたいと思う人もいるかもしれませんが、お宮参りや初節句、お食い初めなどを全て大安に行うというのはなかなか難しいことです。
六曜はあまり気にせず家族が集まれる日こそ吉日だと考えましょう。
赤ちゃんやお母さんの負担を最優先に
お食い初めというのは一般的に100日から120日の間に行えば良いとされており、その間をとって110日ごろに行えば良いという考え方もあります。
また、お食い初めの意味を考えると離乳食が始まる5ヶ月から6カ月前までに行えば良いとする人もいます。
赤ちゃんが生まれてから100日、110日などはまだまだ3ヶ月頃であり、赤ちゃんの中には大型ショッピングセンターにやっと行けるようになったという子もいるでしょう。
お母さんの中にはまだ回復していない人もいるかもしれません。
ですから、お食い初めを行う場合は日にちにこだわるのではなく、赤ちゃんやお母さんの負担にならないことを優先しなければいけません。
場合によってはお食い初めにお宮参りを合わせたり、初節句を合わせたりして都合つけることそも大切です。
まとめ
いかがでしょうか。
地域によっては110日や120日に行えば良いとする考えもありますから、もしも嫁ぎ先など違う地域でお食い初めをするのであれば、事前に確認しておきましょう。
京都のように120日過ぎてから行うという場合、もしも自分だけ「お食い初めを100日後に行わなければいけない」と考えていたら、時間がもったいないです。