お食い初めでは抱っこして食べさせる真似をするの?

赤ちゃんが生まれて100日ほど経つと、お食い初めという儀式を行います。

赤ちゃんが長生きできるように、食べるものに困ることがないように、ということを願う儀式ですよね。

漢字では食べ初めと書きますが、決して赤ちゃんが本当に食べるわけではありません。

それならば、お食い初めでは何をするのでしょうか。

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抱っこして食べさせる真似をする

一昔前は、赤ちゃんに少しだけお食い初めの料理を食べさせたという人もいます。

しかし、今は医学の発達により、離乳食は5ヶ月か6ヶ月になるまで始めない、そしてアレルギーの問題もあるから離乳食はゆっくりと、ということが鉄則です。

100日の赤ちゃんはまだまだ3ヶ月ちょっとしか経っていませんから、この赤ちゃんにお食い初めの料理を食べさせるべきではありません。

ですから、お食い初めにおいては赤ちゃんを抱っこし、食べさせる真似をするということが大切になります。

また、歯固めの儀式においても本当に石を赤ちゃんに噛ませたり、石を赤ちゃんの歯茎に触れさせたり、という人がいますが、衛生的な問題もありますし、誤って飲み込んでしまったら大変ですから、本当に触れさせる必要はありません。

誰が抱っこするのか

本来は、その場における年長者が赤ちゃんを抱っこし、食べさせる真似をするというやり方が一般的です。

男の子ならば男性が、女の子ならば女性がやります。

例えば男の子で両家の祖父母が参加している場合、母方の祖父が60歳、父方の祖父が65歳であるならば、父方の祖父が食べさせる真似をします。

この人のことを養い親と呼びます。

しかし、最近では核家族化が進んだこともあり、例えばお父さんが抱っこしてお母さんが食べさせる真似をしたり、お母さんが抱っこしてお父さんが食べさせる真似をしたり、というやり方でも問題はありません。

赤ちゃんやお母さんに負担がないように

赤ちゃんが生まれて100日程度は、まだまだ赤ちゃんは体調を崩しやすい時期でもありますし、お母さんもそこまで回復していない場合があります。

最近ではホテルや旅館、レストランなどでお食い初めをする人も多いですし、自宅でお祝いする場合もインターネットなどで料理を注文することができるようになりました。

それにより、お母さんの負担は減りつつあると言われています。

しかし、もしも自宅で親戚を招き、お食い初めをする場合、例えばお母さんだけが料理をするというのは大きな負担になります。

お祝い事ではありますが気持ちも大切ですから、赤ちゃんとお母さんの負担にならないようにしたいですね。

まとめ

いかがでしょうか。

お食い初めは赤ちゃんを抱っこして食べさせる真似をするということが大切です。

もしも嫁ぎ先の義理のお母さんと食べさせるか食べさせないかということなどで意見が衝突したら、「お医者さんが実際に食べさせてはいけないと言っているから」などと言って説得する必要があるのです。

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