お食い初めは、赤ちゃんが生まれた日を1日目と考え、100日後に行うものです。
赤ちゃんが一生食に困らないようにという意味を含めた、大切な儀式ですね。
しかし、ママやパパの予定、そして参加する親族の予定によっては、100日前に行わなければいけない可能性も出てくるのではないでしょうか。
ここでは、お食い初めを100日前にやっても良いのかどうかという事についてお話しします。
目次
100日前後であれば問題ない
確かにお食い初めというと100日目にやらなければいけないもの、と考えている人もいるかもしれません。
しかし、必ずしも100日ぴったりにやらなければいけないというわけでは無いのです。
例えば、まだ100日と言えば赤ちゃんが3ヶ月ちょっとしか経っていませんから、ママや赤ちゃんの体調も整っていない可能性があります。
平日であればパパが仕事にいかなければいけないということもありますし、週末でなければ遠くに住んでいる親戚が集まれないということもありますよね。
地域によっては110日、120日にあるというところもあります。
ですから100日前であっても何の問題もありません。
多くの人が集まれる日を選んで気軽にやってあげたいものです。
他の行事と合わせても良い
もしも100日前後に初節句等があるのであれば、それと合わせてお祝いしても良いでしょう。
お祝いのたびごとに遠くから親戚が来てくれるのであれば、そのたびにお祝いをしていたらお金もかかってしまいます。
ですから、日にちが近いのであれば一緒にお祝いしてしまうという方法もあります。
それは悪いことではありません。
家族が集まり、赤ちゃんのために楽しい時間を過ごす、ということが目的ですから、必要な場合は一緒にお祝いしてしまいましょう。
もちろんそれが100日前であっても問題はありません。
ただし、お宮参りとお食い初めは一緒にはしない方が良いかもしれません。
まだまだお宮参りは赤ちゃんが生まれてから1ヶ月しか経っておらず、それこそママの体調も良くない可能性があります。
離乳食を始める前にやる
先ほど、地域によっては110日や120日でやるところもあると述べました。
お食い初めは100日前後にあれば問題ないと言われていますが、そのお食い初めの意味は「一生食に困らないように」というものですから、遅くとも離乳食が始まる前にやっておきましょう。
1世代前は3ヶ月後から薄めた果汁を飲ませる、という離乳食の方法がありましたが、最近では5ヶ月から6ヶ月にかけて離乳食を始めるというやり方が一般的です。
ですから、お食い初めの意味を考えると遅くとも5ヶ月から6ヶ月にはやっておきたいものですね。
まとめ
いかがでしょうか。
お食い初めは100日前にやっても問題はありません。
家族が集まれる日、そしてママや赤ちゃんにとっても負担がない日を選びましょう。
また、たとえ予定していたとしてもママや赤ちゃんの体調がすぐれないという場合もあります。
そのような場合はキャンセルし、新たな予定を立てても良いでしょう。