お食い初めのお膳を食べる順番とは

赤ちゃんが生まれて100日ほど経つと、お食い初めという儀式を行います。

赤ちゃんが一生食べるものに困らないように、という願いを込めて行う行事ですね。

赤ちゃんが実際に食べるわけではありませんが、食べさせる真似をします。

この時、どのような順番でお膳を食べるのでしょうか。

ここでは、お膳を食べる順番についてお話しします。

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お膳のメニューについて

お食い初めのメニューとは一体なんなのでしょうか。

まず、お祝いに欠かすことができないご飯、赤飯があります。

赤色は縁起が良いとされており、お祝いがある日はよく赤飯を炊きますよね。

次に汁物があります。

汁物には基本的に貝を用い、特にはまぐりが好まれます。

2枚貝のように、ぴったりと合う伴侶に巡り会えるようにという願いが込められています。

煮物はエビやレンコンを用い、幸先の良さを願います。

そして季節の野菜を使った漬物、さらに赤飯と同じく、お祝い事には欠かせない鯛があります。

鯛はめでたいというごろ合わせも縁起が良いですし、外側が赤く、内側が白いという紅白の意味合いも重視されます。

食べる順番

お食い初めは赤ちゃんが本当に食べる行事ではありません。

まず、最年長者が赤ちゃんを抱っこし、赤飯、汁物、赤飯、鯛、赤飯、汁物という順番で食べさせる真似をします。

これを3回行います。

男の子の場合は男性が、女の子の場合は女性が行うと良いと言われ、例えば男の子の場合、母方の祖父が60歳、父方の祖父が65歳であるならば父方の祖父が行います。

そしてこの人のことを養い親と呼びます。

しかし、最近では核家族化が進んだこともあり、例えば赤ちゃんのお父さんが赤ちゃんを抱っこし、お母さんが食べさせる真似をしたり、お母さんが赤ちゃんを抱っこし、お父さんが食べさせる真似をしたり、ということもありますから、形式にこだわる必要はありません。

赤ちゃんに食べさせないで!

1世代前は、今よりも離乳食が早く始まっていました。

最近では5ヶ月から6ヶ月になってから離乳食を始めるという考え方が一般的ですが、1世代前は3ヶ月ごろから果汁を飲ませるというやり方も一般的でしたし、お食い初めも少しは赤ちゃんに食べさせた、という人も少なくはありません。

しかし、何度も言いますがお食い初めは赤ちゃんが実際に食べる行事ではありません。

離乳食も順を追ってやるというやり方が一般的ですから、万が一嫁ぎ先の義両親などと考え方が合わない場合、しっかりと説得をしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

午前を食べる順番を守り、赤ちゃんの成長をしっかりとお祝いしてあげたいですね。

食べ物に困らないように、というだけではなく、丈夫な歯が生えるように、ということも忘れないように願いましょう。

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