お食い初めの石や食器はどうしたらいい?神社で入手するの?

赤ちゃんが生まれて100日経つと、お食い初めという儀式を行います。

赤ちゃんが一生食べるものに困らないようにということを願いながら行うものですが、この時には実際に赤ちゃんが食べるわけではないけれど、お祝い御膳を用意しますよね。

しかし、お食い初めの時に大切なのはこの食事の内容だけではありません。

実は、食事以外にも歯固めの石が必要になりますし、食事を入れる食器も重要です。

ここでは、その歯固めの石と食器についてお話しします。

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歯固めの石とは

お食い初めの時には、歯固めの石を用いて赤ちゃんに丈夫な歯が生えるようにということを願います。

この石は、お宮参りをするときに神社からもらうこともありますし神社の境内から拝借する場合もあります。

お宮参りをした神社の境内からでも良いですし、地元の氏神様がいる神社でも構いません。

あるいは近くの河原などから拾ってきても大丈夫ですし、衛生的な問題を考えるのであれば、インターネットなどで購入しても問題ありません。

ただし、地域によってはタコが使われたりアワビが使われることもあります。

栗やくるみが好まれる場合もありますし、碁石やパワーストーンが好ましいとされることもあります。

お食い初めで使われる食器について

お食い初めで使われる食器は、漆塗りのものになります。

男の子の場合は内側と外側が朱塗、女の子の場合は内側が朱塗で外側が黒塗です。

現代の感覚では色が逆なのではないかと思う人もいるかもしれませんが、決してそのような事はありません。

お食い初めの起源は平安時代に遡ります。

そして日本は古来より、男尊女卑の傾向がある国でした。

赤、紫、錦は最高位の色とされ、青、紫、黒は低位、あるいは並みの色だとされたのです。

その伝統が今でも受け継がれ、男の子は朱塗、女の子は黒塗になるのです。

地域によって違う場合もある

ただし、だからといって今でも男の子の方が上というわけではありません。

男の子であっても女の子であっても、大切な赤ちゃんである事は変わりません。

しかし、そのような伝統を嫌がり、地域によってはあえて逆にしていることもありますし、全く違う色を使うこともあります。

離乳食でも使えるような食器が良いとされる場合もありますから、もしも嫁ぎ先でお食い初めを行うのであれば、事前に確認しておくようにしましょう。

自宅でやる場合は自宅で使っているきれいな食器などを選んでも良いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしょうか。

お食い初めの食事では、食事の内容のみならず食器や石も重要になるのです。

もしも赤ちゃんのお食い初めを自宅でお祝いするのであれば、インターネットなどを利用しても良いかもしれません。

食器はレンタルすることも可能です。

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