かわいい赤ちゃんの成長は多くの皆で喜びたいものですよね。
生まれてから1ヶ月後のお宮参り、初節句、100日後のお食い初めなど、様々な行事が赤ちゃんを待ち構えています。
そんな中、お食い初めとお宮参りは一緒に行っても良いのでしょうか。
例えば親族が遠方にいる場合など、毎回集まってもらうのは大変ですし、赤ちゃんの負担にもなります。
そのような場合、一緒に行っても良いのでしょうか。
もしもお食い初めとお宮参りを一緒に行う場合、順番や服装はどうすれば良いのでしょうか?
目次
ママや赤ちゃんの体調を最優先に
生まれたばかりの赤ちゃんは、たとえ100日後であったとしてもまだまだ体調崩しやすい状態です。
そして、ママもまだまだ体が回復していない可能性もあり、長時間の外出や行事は大きな負担となります。
また、季節によっても違いますよね。
春や秋の気候が良い時であれば問題はありませんが、暑い夏や寒い冬の場合はなおさら、外出中も休憩が必要になります。
ですから、赤ちゃんとママの体調に気を使い、1番良いと思った時を選びましょう。
お食い初めにお宮参りを合わせると良い
本来、お宮参りというのは赤ちゃんが生まれて1ヶ月後位に行われるものです。
もしもこれにお食い初めを合わせてしまうと、まだまだ赤ちゃんは体力が10分ではありませんし、ママも床上げ前になってしまう可能性があります。
それにもかかわらず、お宮参りとお食い初めを同時に行うというのは負担が大きすぎますね。
さらに、生まれて1ヵ月の赤ちゃんはまだまだ体温調節もできませんし、免疫もほとんどありません。
衣服やおくるみで体温調節してあげなければいけないため、お宮参りはなかなか大変です。
しかし、100日ぐらい経つと赤ちゃんの首が座り、外出もできるようになります。ママの体もだいぶ元気になっていますよね。
ですから、お宮参りをお食い初めに合わせるという形が合理的です。
100日ごろに先にお宮参りを済ませ、次にお食い初めを行うという順番で一緒にやっても良いでしょう。
服装はどうすれば良いのか
お宮参り、お食い初め、という順番で行事を行う場合、服装はお宮参りに合わせましょう。
というのは、お食い初めというのはそこまでフォーマルな服装にしなくても構いません。
写真を撮るときだけきちんとした服装で行けば大丈夫です。
しかし、お宮参りはそうもいきませんよね。
赤ちゃんの服装も、お食い初めの時は洋装ならばベビードレス等で構いません。
お宮参りの時、赤ちゃんはベビードレスとケープ、あるいは白羽二重の着物の上から紋付の祝い着をかけるという形が正式です。
男の子ならば熨斗目模様、女の子ならば友禅模様が人気です。
家族はスーツやワンピース、着物などを着用し、力のバランスを忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
お宮参りとお食い初めは一緒にやっても構いませんし、順番はあくまでもお宮参りを最初にやったほうが良いでしょう。
しかし、その場合は赤ちゃんが生まれて1ヵ月後に一緒にやるのではなく、100日後に一緒にやったほうが合理的です。