かわいい赤ちゃんが生まれ、その成長をお祝いする儀式はママやパパにとってとても嬉しいものですよね。
赤ちゃんが生まれて100日から120日あたりでお食い初めという儀式を行います。
しかし、いざお食い初めをすると言われても場所はどうしたら良いんだろう、服装はどうしたら良いんだろう、と悩む人もいるのではないでしょうか。
ここでは、場所と服装についてお話しします。
お食い初めの場所
お食い初めをする場合、その場所に決まりはありません。
地域によって習わしがある場合もありますから、その地域や自分の親族のやり方に従うと良いでしょう。
最近ではママやパパが主催する場合が多く、赤ちゃんにとってのおじいちゃんやおばあちゃんを招待してお食い初めをするというスタイルが一般的になりつつあります。
お食い初めのメニューを考えると準備はなかなか大変ですから、レストランで行うという人が多いですし、ホテルや旅館などでもお食い初めのコースを用意しているという場所もあります。
しかし、経済的な問題を踏まえ、自宅でママやおばあちゃんが料理し、お食い初めを済ませるという方法もあります。
誰を呼ぶのか
お食い初めというと、どうしても家族でやるものと考える人もいるでしょう。
しかし、例えば家族が遠方に住んでいてなかなか集まれない、などということもあるのではないでしょうか。
赤ちゃんの行事といえばお食い初めだけではありません。お宮参り初節句もありますし、そのたびに親戚が集まっていたら大変ということもあります。
もともとお食い初めというのは上流階級の人が行う儀式でしたから、家族だけではなく親戚や仲の良い知り合いを招いて行うということが一般的でした。
ですから、友人などを招いても問題はありません。
確かに近親者で行う人が多いですが、誰を呼ぶかはそれぞれの家が決めることであり、それに応じて場所も変わってくるのです。
お食い初めの服装
赤ちゃんは洋装でも構いませんし、和装でも構いません。
一般的なベビー服でも構いませんし、着物や袴のデザインのロンパースや、ドレスやタキシード風のベビー服でも良いでしょう。
また、100日前後の赤ちゃんはまだ「神の子」と呼ばれているため、お食い初めで着物を着せるならば白い着物を着せるようにしましょう。
そして夜になったら色物の着物を着せ、「人間の神になる」という意味を持たせます。
これは「色直し式」と言われています。
その場合は子それを着せる人が多いですが、色物の着物であれば何でも良いでしょう。
習わしでは、ママのほうの実家から送られるものです。
集まる家族も、必ずしもフォーマルである必要はありません。
しかし、写真を撮るときはきちんとした服装でいたいものです。
まとめ
いかがでしょうか。
お食い初めというのは確かに赤ちゃんが実際に食べる儀式ではありませんが、やはり赤ちゃんの今後の成長を願い、きちんとお祝いしてあげたいものですね。
しかし、ママや赤ちゃんの負担にならないようにするということも大切です。
場所は臨機応変に考え、今後の思い出になるようにしっかりとした服装をするようにしましょう。