大安は結婚式が多い、結婚式は仏滅にあるべきではない、などという言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
お食い初めをする場合、やはりお祝い事だからこそ、できる限り大安にやりたいと思っている人もいるかもしれませんね。
しかし、赤ちゃんが生まれるとお宮参り初節句、お食い初めなど様々な行事が待ち構えています。
親戚が来られる日などを考慮すると、どうしてもお食い初めを仏滅にしなければいけないということもあるかもしれません。
もしもお食い初めを仏滅にしなければいけなかったら、何か気をつけるべき事はあるのでしょうか。
六曜とは
まず、大安や仏滅などの言葉を六曜と言います。
六曜とは中国から伝わってきた暦ですが、実は中国においてさえもいつごろからこの六曜が存在していたかという事は分かっていません。
三国志の時代において、諸葛亮がこの抑揚を用い、軍略を立てて勝利したという伝説があります。
しかし、実は三国志の時代にこの六曜が本当にあったかどうかということも明確にはなっていません。
そのため、これはあくまでも伝説に過ぎないとさえいわれているのです。
日本には室町時代までには入ってきていたと言われていますが、いつ頃伝わったかは分かっていません。
ただし、明治時代、吉凶がある暦は良くないと考えられ、一時期禁止されたことがありました。
仏滅におけるお食い初め
仏滅と言えば、六曜がよくわからないという人であってもいちど聞いたことがある言葉なのではないでしょうか。
なんとなくお祝い事はするべきではないという気になる人もいるかもしれませんね。
確かに、仏滅というのは何をするにも凶とされており、お祝い事には不向きと言われています。
六曜の中では最も縁起が悪い日ですね。
ただし、仏滅の次の日は大安ですから、もしも仏滅が土曜日であるならば、日曜日の大安を選ぶと良いでしょう。
何をするにも凶と言われますから、例えば午前中ならば大丈夫、夕方ならば問題ない、というものでもありません。
どうしても仏滅が気になるのであれば、日にちをずらした方が良いでしょう。
家族が集まれる日が良い
そうはいっても、赤ちゃんが生まれるとお宮参りや初節句など、様々な行事がありますよね。
そのたびごとに仏滅をずらす、などとしていたらなかなか日にちが決まりません。
赤ちゃんのための行事ですから、やはり赤ちゃんの体調が良く、親戚が喜んで集まれる日が最も吉なのではないでしょうか。
確かになんとなく仏滅にお食い初めというと、周りからも何かしら言われるかもしれませんが、家族が集まれるならば問題はありません。
また、仏滅の日にお食い初めをしたから何かしら悪いことが起こるというものでもありません。
いっそ六曜は気にしないということも大切です。
まとめ
いかがでしょうか。
仏滅にお食い初めをするのであれば、割り切ることが大切です。
その日が1番家族にとって良いのであれば、その日こそが家族にとっての大安なのです。