お食い初めは誰とするのか

赤ちゃんが生まれて100日ほどすると、お食い初めという儀式を行います。

赤ちゃんが長生きできるように、食べるものに一生困らないように、ということを願いながら行うものですよね。

しかし、赤ちゃんが生まれるとお宮参りや初節句など、様々な行事が待ち構えていますから、もしも親戚が遠方に暮らしている場合、毎回親戚を呼ぶというのも大変です。

それならば、お食い初めは誰とするべきなのでしょうか。

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核家族化が進みつつある

かつては、赤ちゃんと赤ちゃんの両親、祖父母が一緒に暮らしているという拡大家族が一般的でした。

しかし、今では核家族化が進みつつあり、お祝い事をするときにはその度に親戚を招待する、という形式がより一般的になりつつあります。

複数回答可能な統計結果によると、赤ちゃんと赤ちゃんの両親という組み合わせでお食い初めをお祝いする人が8割、祖父母も合わせてお祝いをするという人が4割です。

赤ちゃんの両親の兄弟とお祝いをするという人は全体の7パーセントほどしかいません。

ですから、誰とするのかと言われれば基本的には赤ちゃんと赤ちゃんの両親、場合によっては祖父母を招待するという感じです。

お食い初めは延期する可能性もある

もちろんどの行事にも言えることではありますが、お食い初めには延期の可能性があります。

というのは、お食い初めは赤ちゃんが生まれてから100日ほどで行う行事ですが、この頃はまだまだ赤ちゃんも体調を崩しやすいですよね。

お母さんも回復しきっていない可能性がありますし、赤ちゃんとお母さんの体調によってはお食い初めを延期した方が良いという場合もあります。

例えばお宮参り等は神社の都合もありますから、簡単に延期するわけにはいかないと思う人もいるでしょう。

しかし、お食い初めの場合は比較的演技ができますから、必要に応じて判断することが大切です。

遠方から誰かをを呼ぶ場合、延期ということになかなか理解を得られない可能性もあります。

ですから延期に理解をしてくれる人に留めておくということも大切です。

本来のお食い初めとは

もともと、お食い初めというのは貴族の行事でした。

その歴史は平安時代にまで遡り、貴族が親戚だけではなく、周辺の人を招いて盛大に行っていたものなのです。

ですから、誰とするのかということに決まりはありません。

今でも親戚のみならず、友達などを招いてお祝いをしても構わないのです。

しかし、お宮参り初節句と並び赤ちゃんに関連の行事は非常に多いため、最近では親戚行事としてみなされていますが、もしもお祝いしてくれる友達などがいるのであれば、その人たちを招待しても良いですね。

まとめ

いかがでしょうか。

赤ちゃんのお食い初めは誰とするのかということが決まっているわけではありません。

ですから、気持ちを大切にしてお祝いしたいですね。

また、祖父母を招待するかどうかということもしっかりと話し合って決める必要があります。

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