赤ちゃんが生まれて100日ほど経つと、お食い初めという儀式を行いますよね。
お食い初めのお祝い御膳では、尾頭付きの鯛が使われます。
めでたいということで語呂合わせが良いとされ、さらに色合いも紅白であることからお祝い事には欠かせない魚です。
しかし、沖縄では鯛がなかなか手に入らないとも言われています。
そんな沖縄では、鯛をどのようにしているのでしょうか。
インターネットで購入
最近はインターネットが普及したことにより、どの家庭でもオンラインで様々なものが購入できます。
こんな時代だからこそ、沖縄でもオンラインで購入した鯛が用いられるようになってきました。
特に石垣島あたりでは鯛がなかなか手に入らないと言われていますが、インターネットで探せば誰でも購入可能です。
また、今までなかなか手に入らなかったからこそ、やはり尾頭付きの鯛を使いたいと思う人が沖縄にはいるようで、たとえ送料などをプラスで払ったとしても、鯛を持ちたいという人もいます。
また、同様にお食い初めのお祝い御膳はインターネットで購入することも可能なので、食事そのものをインターネットで用意するというのです。
鯛の代わりのものを使う
なかなか尾頭付きの鯛が手に入らないからこそ、沖縄では別の魚を使うという人もいます。
実は沖縄ではまだまだお食い初めが一般的ではないという社会的背景もあり、お店で「お食い初めのために使うから尾頭付きの鯛が欲しい」と言ったとしてもなかなか購入できない、そもそも予約ができないという現状もあります。
だからこそ、お食い初めをやりたいという過程の中には他の魚を使う人たちもいるのです。
沖縄でなくても、尾頭付きの鯛の代わりに例えば秋ならば秋刀魚を使ったなど、工夫をしているお母さんたちがたくさんいます。
たい焼きを使ったという人もいます。
地域性のある歯固め石
沖縄はまだお食い初めが一般的ではないということから尾頭付きの鯛が購入しにくい状態ですが、お食い初めで行われる歯固めの儀式で使われる歯固めの石は、地域性が強いと言われています。
例えば、関西から四国にかけてはタコが使われる傾向があり、岩手県ではアワビが使われることが多いと言われています。
また、くるみや栗が好まれる場合もありますし、碁石やパワーストーンが良いとされる場合もあります。
最近は衛生的な問題や、お母さん自身が記念として取っておきたいと考えることから、インターネットで購入するという人も多いのです。
まとめ
いかがでしょうか。
お食い初めには地域性がありますが、沖縄ではまだまだお食い初めが一般的ではないというのも面白いですよね。
しかし、どんな地域であったとしてもインターネットの普及により、簡単にお食い初めの料理が購入できるようになった事は今後大きな変化を与えていくかもしれません。