赤ちゃんが生まれて100日ほど経ったら、お食い初めという儀式が行われます。
赤ちゃんが一生食べるものに困らないようにということを願い、赤ちゃんに食べさせる真似をする儀式の事ですね。
実は、ここで使われるお祝い御膳はメニューが決まっています。
そのため準備はなかなか大変です。
このお食い初めの準備は一体誰がするものなのでしょうか。
準備物は一体どのように準備したらよいのでしょうか。
準備物について
事前に準備しておかなければいけないものを準備物といいます。
お食い初めの場合、例えば料理でいうならば鯛は事前に予約などをしておかなければならない準備物と言えるでしょう。
尾頭付きの鯛はいつでもどこのスーパーでも購入できるというものではありません。
ですから、予約をするなどして準備しておきましょう。
食べ物以外ではお食い初めの石も準備物の1つです。
お宮参りをする神社でいただいたり、携帯から拝借したりします。
それができない場合は近所の河原などから拾ってきても構いませんし、インターネットなどで購入しても構いません。
誰が準備するべきか
かつては、ホテルやレストラン、旅館で予約してお食い初めをするというやり方が一般的でした。
今ほど核家族化が進んでいたわけではないので、親戚を呼んで盛大にお祝いするというやり方がとられていたのです。
しかし、最近では核家族化が進んだことにより、過半数の人が赤ちゃんと両親という組み合わせでお食い初めをお祝いしています。
そのような場合、経済的な負担も考えてお母さんが料理するということが多いようです。
また、最近ではインターネットが普及したことにより、インターネットで料理を注文することも可能になりましたし、材料を購入することも簡単にできるようになりました。
そのため、お母さんやおばあちゃんが料理をするといったやり方をする人が多いのです。
赤ちゃんとお母さんに負担がないように
お食い初めというのは赤ちゃんが生まれて100日後に行うものですが、その頃はまだまだ赤ちゃんも体調を崩しやすいですし、お母さんも回復しきっていない可能性があります。
ですから、くれぐれも赤ちゃんとお母さんに負担があるようなやり方は避けましょう。
例えば、嫁ぎ先の実家でお食い初めをしなければいけないなということもあるかもしれませんが、だからといってお母さんに無理を強いてはいけません。
赤ちゃんとお母さんの体調によっては、お食い初めの予定を延期するという決断も重要です。
もしも遠方から親戚を呼ぶ場合は、延期になっても問題がないような範囲に留めておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。誰が料理を作るか、誰を呼ぶか、という事は本当に家族によって違ってきます。
お父さんとお母さんと赤ちゃんだけで行うケースも年々増えていますから、負担を感じる場合はそれでも良いかもしれません。
しかし、赤ちゃんの成長はしっかりとお祝いしてあげたいですね。