赤ちゃんが生まれたら、その赤ちゃんの成長は盛大にお祝いしたいものですよね。
赤ちゃんが生まれてから100日ほど経つと、お食い初めという行事が行われます。
赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにと願って行うものであり、その料理には鯛が有名です。
しかし、レストランや旅館、ホテルで行うのならば良いですが、もしも自分たちで料理しなければならないとなったときに、鯛が手に入らない、鯛の料理ができない、などということもあるのではないでしょうか。
鯛以外の魚ではだめなのでしょうか。
そして魚の置き方はどうしたら良いのでしょうか。
大切なのは気持ち
お食い初めで使われる鯛は切り身ではなく、尾頭付きの鯛でなければいけないと考えられています。
しかし、そのような魚は予約でもしていないと、なかなか手に入りにくいですよね。
また、仮にお店で売っていたとしても見た目が綺麗ではなかったりして、どうしても使いたくないと思うこともあるかもしれません。
また、尾頭付きの鯛はやはり値段も高くなりますから、どうしても鯛以外の魚はダメなのか、と考えてしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、鯛以外でも問題はありません。
大切なのはあくまでも気持ちです。
尾頭付きの魚なら大丈夫
だからと言って鯛以外でも問題ない、と声を大にしていうわけではありませんが、やはりもしも鯛が手に入らないのであれば、他の魚でも構いません。
一般的には尾頭付きの魚であれば問題ないとされており、例えば秋にお食い初めをするのであればさんまなどが使われる場合もあります。
赤飯の代わりに栗ご飯を使うこともあるのですから、別に問題はありません。飾り付けをしっかりしてあげれば、
さんまやカレイなどもそれなりに豪華に見えます。
また、どうしても鯛が良いという場合は切り身を使うという人もいます。
同じく、飾り付けをしっかりとすれば切り身であっても綺麗に見えます。
中にはたい焼きで周りを飾ったというユニークな人もいます。
ただし、そうは言ってもやはり本当のめでたいという意味を持つ鯛を使いたいという人や、嫁ぎ先の両親との関係で代替品は許されない、などという人もいるかもしれません。
そのような場合は事前に予約をしておいたり、インターネットで購入したりすることが大切です。
魚の向きについて
お食い初めで尾頭付きの魚を用意する時、その魚の向きは決まっています。
頭を左、尾を右に置かなければいけません。
これは、左の方が右よりも位が上である、という日本古来の作法に関係しています。
そのため、逆にに置かないようにしましょう。
仮に鯛以外の魚を使ったとしても魚の向きは頭が左です。
まとめ
いかがでしょうか。
お祝いではめでたいという意味から鯛が使われますが、忙しくて予約を忘れてしまったりするとなかなか手に入らないものでもありますよね。
大切なのは気持ちですから、もしも手に入らない場合、こだわらず、手に入るものでお祝いしても良いでしょう。