赤ちゃんが生まれて100日ほど経つと、赤ちゃんが一生食べ物に困らないように、という願いを込めてお食い初めを行います。
赤ちゃんが食べるわけでは無いですが、料理には様々な願いが込められたメニューを用いており、その成長をお祝いする重要な儀式ですよね。
そんなお祝いの食事には飾り切りというものが重要になります。風で切りを使うと見た目が華やかになりますし、煮崩れしにくいという長所もあります。
ここでは、そんな飾り切りのやり方を紹介します。
まず初めに
飾り切りでは、7ミリ、1センチ、1.5センチなど、具体的な長さの指定があります。
毎回毎回図るのは大変ですから、自分の人差し指の幅などで大体の目安を知っておきましょう。
例えば、女性の場合人差し指の幅が約1.5センチですから、7ミリならばその半分と考えられます。
また、飾り切りではよく切れる包丁が大切です。
細かい作業がたくさん出てきますから、怪我をしなくて済むよう、よく切れる包丁を使いましょう。
ねじり梅のやり方
飾り切りの中でも華やかで美しく演出してくれるのがねじり梅です。
にんじんを花形に切り、立体的にしたもので、うまくできると達成感もひとしおです。
まず、にんじんを1.5センチの厚さに切りましょう。
先ほど述べた通り、大体人差し指の幅です。
その後、梅の形の型抜きで抜きましょう。
もしも型抜きがない場合、五角形を作るように五箇所に2ミリほどの切り込みを入れ、V字に切り落として行きます。
しかし、お食い初めの料理ではねじり梅が大量に必要になりますから、一つ一つ切り込んでいくよりも型抜き作った方が簡単です。
そして、今度は花びらを区切るように切り込みを入れていきましょう。
外側は深めに、内側は浅めに入れていきます。
今度は角度を変えながら、表面を3分の1ほど削るような感覚で斜めに削っていきます。
そうするときれいな花びら形になります。
花レンコンのやり方
お食い初めで使われる煮物には、エビやレンコンが使われることが多く、このレンコンの飾り切りを知っておくととても役に立ちます。
赤ちゃんの幸先の良さを願う、大切なものですね。
レンコンを7ミリほどの暑さに切ります。
今度は穴と穴の間に包丁を入れ、V字に切り込みを入れていきましょう。
今度は皮をむきながら穴の形に沿うように丸く切っていきます。
変色を防ぐために、切ったらすぐに水につけるということもポイントです。
薄くすればするほど、レースのような美しい仕上がりになりますから、ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしょうか。
飾り切りのやり方を知っているだけで、お食い初めの料理をより華やかに美しく演出することができます。
なかなか料理もするような余裕がないと思う人は、実家のお母さんと一緒にやってみてはいかがでしょうか。