食い初めに祝い箸は必要なの?

赤ちゃんが生まれて100日経つと、お食い初めという行事が行われます。

赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにという願いを込めて行う大切な行事ですよね。

この時は決まったお膳をいただきますが、その時には祝い箸というもので御膳をいただくのが一般的です。

この祝い箸は、一体どのようなものなのでしょうか。

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食べ物を口に運ぶ大切なアイテム

日本ではお箸は非常に重要です。

例えば、結婚するカップルにお箸をプレゼントするということなどもありますよね。

食べ物を口に運ぶ大切なアイテムであり、豊かな食事との縁があるように願う大切なものですから、お食い初めではぜひ祝い箸を用意したいものです。

祝い箸と言っても決して高いものではありません。

2膳で数百円という値段ですから、ぜひ用意してみてはいかがでしょうか。

もし余ってしまっても、今後の初節句や誕生日なので使うことができます。

また、子供のお箸の場合はいっそ名前を入れ、赤ちゃんのお箸を作るという人もいるようです。

祝い箸の素材

祝橋の長さは末広がりの8寸、つまり24センチと決まっています。

柳の木で作られており、両端は削った丸箸のことを指します。

八というのは末広がりということで縁起が良い数字とされ、日本のみならず中国でも神の数字とされています。

また、祝い箸は両口箸、柳箸、俵箸とも呼ばれており、それぞれ違う由来があります。

例えば、両口箸というのは片方は人が食べるために使い、もう片方は神様が使うということを意味しています。

また、せっかくのお祝いの席でお箸が折れてしまったら縁起が良くないですよね。

だからこそ、丈夫な柳の木を使うことによってそのような縁起の悪さを防ぎ、柳箸とも呼ばれます。

また、お箸の中央が膨らみ、米俵のように見えることから豊かな人生を願い、俵箸とも呼ばれるのです。

さらに子孫繁栄を願い、はらみ箸、太箸などと言われる場合もあります。

祝い箸の使い方

まず、お箸の中央部分を両手で持ち、箸の先から3センチの部分を使います。

また、確かにお箸の両側が細くなっていますが、これは片方を神様が使うという意味を持つので、間違ってもお箸の向きを変え、取り箸等として使ってはいけません。

もしもお正月とお食い初めが被った場合、祝い箸の袋に家族の名前を書き、大晦日に神棚に備え、元旦から松の内の間は洗って使い続けるという方法が正しい祝い箸の使い方です。

その場合は、1月15日に神社で行われるどんど焼き、おたき上げ、などでお正月の飾りと一緒に燃やしてもらいましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

お祝いの席に祝い箸は欠かすことができません。

もしも自宅でお食い初めをするのであったとしても、お箸までしっかりとしたものを用意してあげたいですね。

赤ちゃんが一生食べ物に困らないように、食べ物を口に運ぶ大切なものとして気に入ったものを選びましょう。

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