かわいい赤ちゃんが生まれ、約1ヵ月後のお宮参りや初節句、そして100日後のお食い初めなど、ママやパパにとっては様々な行事が待ち受けています。
赤ちゃんの成長はとても嬉しいものですよね。
しかしその一方で、お食い初めというものに対して乗り気でない、と考えるままやパパが増えています。
そんなお食い初めは、家で簡単に済ますことができないのでしょうか。
お食い初めに乗り気でない理由
近年、お食い初めはしなくても良いのではないかと考えるママやパパが多いと言われています。
その理由の多くのものは、実際に赤ちゃんが食べる行事ではないということです。
確かに、お食い初めではお祝い御膳というものを用意しなければならず、そのメニューは赤飯、焼き魚、煮物、汁物、香の物と様々であり、更に歯固めの石やお祝い箸、そして漆器も男の子ならば内外が朱塗、女の子ならば外側が黒塗、内側が朱塗となりますから、性別によって漆器も変えなければいけません。
そうなると準備が大変ですよね。
その上で実際にこれらを食べるのは大人です。
赤ちゃんに食べさせる真似をするだけであり、実際に赤ちゃんに食べさせるという行事ではないため、どうしても大変な準備をしなければいけない割に赤ちゃんのためにしているという感じがしない、と考える人が増えているのです。
お食い初めは家で簡単に済ませてもいいの?
お食い初めというと、料亭などで予約をし、家族揃ってお祝いするというイメージを持っている人も多いかもしれません。
しかし、そんなお食い初めは家で簡単に済ませても問題はありません。
例えば、お食い初めのメニューは自宅で準備することは可能ですよね。
鯛なんて普段は使わないと考える人もいるかもしれませんが、最近ではスーパーなどで購入が可能です。
沖縄の場合、特に石垣島付近では鯛が採れないために入手が困難と言われていますが、最近ではネットなどでお食い初めの鯛を購入することも可能です。
また、そんな事情により沖縄では他の魚で代用する場合もありますから、どうしても鯛手に入らないという場合はそれでも良いでしょう。
最近は家で済ませる人も多い
上記のような理由により、最近は家で簡単にお食い初めを済ませるという人も増えています。
インターネットの発達により、インターネットでお食い初めのお祝い御膳の料理を購入することも可能ですし、漆器はレンタルするという人もいます。
また、お食い初めの色というとその時しか使えないといったイメージを持つ人も多いかもしれませんが、最近では離乳食などでも使えるプラスチックでできたものを使う人や、木製の食器を使う人もいます。
確かに年代によっては「お食い初めの儀式をきちんとやらなければ」と考える人もいるかもしれませんが、時代に即したやり方も良いかもしれませんね。
また、レストランでしっかりやろうと思うとお金がかかってしまいますから、家で簡単に済ませることにより節約するという意味もあります。
まとめ
いかがでしょうか。
お食い初めは家で簡単に済ませることが可能です。
もちろん、赤ちゃんにとってのおじいちゃんやおばあちゃんが参加する場合、様々な意見が衝突してしまう可能性もありますから、事前に話し合いをしておくと良いですね。