かわいい赤ちゃんが生まれたら、赤ちゃんの成長は喜びたいものです。
そんな赤ちゃんが生まれて100日ほど経った時にお食い初めという儀式を行いますよね。
もしもそのお食い初めに親戚を呼ぶ場合、時間帯は昼の方が良いのでしょうか、それとも夜のほうがよいのでしょうか。
ここでは、お食い初めの時間帯は昼と夜、どちらが良いのかということについてお話しします。
時間帯は赤ちゃんやお母さんに負担のない昼間
お食い初めをする時間帯は、基本的に赤ちゃんに負担のない昼の方が良いでしょう。
というのは、生後100日程度の赤ちゃんでは、まだまだ昼夜の区別がついていない可能性もあります。
ですから、昼夜の区別をつけるという意味でも昼間にお食い初めなどの儀式を行った方が良いでしょう。
また、赤ちゃんは夜中でも何度も起きてお母さんに授乳してもらわなければいけないという状態でしょうから、お母さんも寝不足かもしれません。
ですから、夜は赤ちゃんと一緒に寝られるように、昼間に行った方が丁寧です。
お色直しの式をする場合
生まれてから100日頃の赤ちゃんは、まだ神の子と考えられています。
そのため、昼間お食い初めをする時は白い着物を着て、その日の夜に「人間の子供になる」という意味で色のついた着物に着替える、という色を行うことがあります。
これをお色直しの式といいます。
このお色直しは、お食い初めを行った日の夜に行われますから、なおさら、お食い初めは昼の方が良いでしょう。
最近ではこのお色直しはしない人の方が多いですが、正式にはお食い初めが昼、その日の夜にお色直し、ということになります。
参加者にも負担がないように
最近では核家族化が進んだことにより、赤ちゃんと赤ちゃんの両親でお食い初めをするということも少なくありません。
しかし、お食い初めというのは本来貴族のしきたりであり、親戚や周辺の人も呼んで盛大に行うというのが文化でした。
そのため、少し離れていたとしても、遠方から赤ちゃんの祖父母や赤ちゃんの両親の兄弟を呼ぶ場合もあるかもしれません。
もしも遠方から誰かに来てもらう場合、やはりお食い初めは昼間の方が良いでしょう。
参加者に負担がないようにすることも大切です。
まとめ
いかがでしょうか。
お食い初めをする時間帯は昼間の方が良いでしょう。
夜はゆっくり休んだり、遠方の人が家に帰っていたり、余裕を持ってお食い初めができるように計画を立てたほうが良いです。
何よりも赤ちゃんと赤ちゃんのお母さんに負担がないように、お食い初めをお祝いしたいですね。